歯周病ポケット検査:PCP丸の内デンタルクリニック

歯周ポケット検査で歯周病の進行状態や回復状態をチェック。

歯科・PCP丸の内デンタルクリニック

東京駅 八重洲南口 徒歩1分


歯周病ポケット検査

歯周病ポケット検査のすすめ

歯周病を悪化させる要因が、歯周ポケットの中に隠れて見えない歯石です。歯周ポケット検査により歯茎の中をよく調べる事で、歯周病の進行状態や回復状態をチェックする事ができます。

歯周ポケットとは?歯のまわりの歯肉の溝が歯周ポケットです。歯肉が病的に腫れ、歯肉溝が深くなったものを歯肉ポケットあるいは仮性ポケットと言います。歯周ポケットは歯ブラシも届きにくい構造から、汚れを貯めこみ様々なトラブルを引き起こします。また、歯周ポケットに溜まった細菌の影響で口臭が発生しやすくなります。

健康な歯肉

健康な歯肉の溝は1~2mmです。小さなお子様から年配の方まで、又人種に左右されません。

歯肉炎

歯の表面にプラークが残っていると炎症が起き、ポケットが3~4mm位に腫れます。プラークによる炎症が起こると、さらに歯周ポケットは大きくなり、悪循環となります。

歯周病

プラークが固まり歯石になると、歯根を支えている骨に悪影響が起き(悪い細菌の塊から遠ざかろうと生体の防御反応により骨が吸収)、5mm以上の深いポケットが進行していきます。ポケットが進行すると言う事は、歯を支える大事な骨がドンドンなくなっていくと言う事です。

歯周ポケットの検査の目的

  1. 歯肉炎・歯周病の進行・程度がハッキリとわかります。
  2. レントゲンは2次元(平面)ですが、歯を支える骨は3次元(立体的)なので精密度が高いです。
  3. 治療計画の立案に役立ち、歯周病治療の効果を再評価・確認できます。

歯周ポケットの検査方法

基本的に頬(唇)側の3ヶ所(近・中央・遠)、舌(裏)側の3ヶ所(近・中央・遠)ずつ、計6ヶ所を立体的に計測します。
歯根(歯の根)の状態、出血の有無、歯の動揺も検査します。腫れていたり、炎症が強いと少し痛みを感じる事があります。

再評価(2回目の検査)

歯肉が引き締まり、健康になると痛みを感じません。この時点で炎症が残っていたり、深いポケットがあれば、患者様が苦手な部位という事になります。

再発を予防する為には

「備えあれば憂えなし」 あなたの健康の為、定期検診をおすすめします。

歯周病は、定期的にきっちりとメインテナンスを行なえば、歯周病の悪化をストップする事ができます。適切なブラッシング技術を身につけ、プラークを除去できれば、歯周病は確実に改善していきます。

カビ菌は口腔内常在菌といって、お口の中に必ず住み着いている菌です。治療した時に徹底的にやっつけても、空気中や食べ物や手の指などから再びお口に戻ってきますので全滅させる事は不可能なのです。

ですから、毎日の正しい効果的な歯磨きと定期検診(歯周病菌に再感染していないか、カビ菌が増えすぎていないか等をチェック)が大切です。歯周病は再発しやすい病気です。その為、治療終了後から定期的に行われるメインテナンス治療を怠ると、治療前の歯周病のお口に逆戻りしてしまいます。

感染経路を遮断しましょう。

そもそも、生まれた時には人のお口の中には歯周病菌は存在しません。もともといない歯周病菌がお口の中にいるのは、人からうつされているからです。ひょっとすると、今も家族の間でうつしあっている状態にあるかもしれません。

回し飲みや回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどが感染ルートとしてあげられます。菌が再びお口の中に入ってくると、お口の中で定着して歯周病を発症する可能性が出てくるという事になります。

虫歯との関係に注意。

カビは歯周病にだけ関与しているわけではありません。カビはお口の中で酸を出すことがわかってきていますので、その周りに歯があれば歯を溶かし、虫歯を作ってしまうのです。

義歯とも関係もあり。

義歯にもかなりカビが付きますので、義歯の清掃も非常に重要です。

タバコは?

タバコは歯周病になりやすく、歯周病が治りにくい事がわかっています。禁煙が一番です。

歯周ポケット検査のすすめ:
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